練習日記:2006年7月30日

梅雨明け!いよいよ夏本番。
梅雨明けが遅れた分、秋がくるのが遅かったら・・・合宿がこわいな?(大汗)

外は暑かったけど、鶴間コミセンはエアコンギンギン。頭痛するくらいの涼しい通り越して、寒くて痛い程の室温の中、なかなか熱い音が響く練習となりました。

まず始めに「祝 パーカッション見学者ご来訪」。合奏にも加わって頂きました。素晴らしい叩きっぷりでした!最初、加わって頂いてると気付かなかった私は、
「どらむすこさんすごいな?、ティンパニとサスペンダー・シンバル、どうやって一緒に叩いてんだ??」
と感心していました。んなはずないだろ。。。
どらむすこさんと間違える位の腕前、恐れ入りました!是非、仲間に加わって頂きたいものです♪

さて、合奏一曲目はアメリカ讃歌。要所要所ピックアップしながらすすめられて行きました。
前回の1部の合奏でも感じたことですが、大分ただ譜面の音を並べるだけでなく、何らかの意志を持って音を出せている人が増えてきましたね。
この曲は今回の演奏会の曲の中で一番「心」の部分が必要な曲。(勿論どの曲にも心は必要ですが。)
何故ならこの曲は9.11テロで亡くなった方、そして大事な人を亡くした方々に捧げられた曲だから。
「心からの祈りと、深い悲しみを越えて明日に向かって進んで行く強い意志」それがこの曲のテーマ。

でも、心からの祈りや悲しみの気持ちって意識して表すものではないですよね。だからこの曲の表現の究極は「無心」だと思うんです。無意識のうちに涙が流れて止まらない、私はそんな風に演奏にしたいなと思います。

「無心」でイメージするのは「澄んだサウンド」、それにはアインザッツ、音のしまい方、ピッチ、発音、そんなアンサンブルの基本的なことの完成度をどこまで上げられるか?さて私達は心と技術と、どこまで追求出来るかな・・・昨日の練習では結構期待が持てたと思います。

二曲目はバーンズのシンフォニー。
作曲者はこの曲でベートーベンの「田園」、ヴィバルディの「四季」、レスピーキの「ローマの松」等のように「音楽で自然の素晴らしさを表現する」という事をしたかったんだそうです。そして題材に選んだ場所は「アメリカのイエローストーン国立公園」。テーマは「雄大な自然に対するインスピレーション」。

「雄大な自然」を表現するには、私達絶対音量が足りませんね。昨日も指摘されました。
昨日の練習で聞く限り、細かい音符や早いテンポには回を重ねる毎に慣れてきているなと思うのですが、(特にラッパパート、がんばってるね!)でも音量はなかなか難しいですね・・・すぐに大きくできるものでもないし、大きくても汚きゃ意味がないし。
いや、とりあえず出さなきゃいけない所は何も考えずに出してみよう!!汚い時はきっとMac!さんが「汚い!」っておっしゃいます。
そして出来れば、同じfやffでも情景毎に違う音色を出したいですね。それにはやはり曲のイメージをつかむ事ですね。ネット等で「イエローストーン国立公園」について調べてみよっと。

ところで、昨日は私個人的に最高に吹いてて楽しかった箇所があって、3楽章の真ん中辺りagitatoと言われた所で、上手く言葉で表現出来ないんですけど、自分の吹いた旋律がMac!さんの棒に「ついていく」というより「乗っかった」と思ったんですよね・・・テンポ感のない私にとっては貴重な体験でした。こういう風に常にいくと良いんですけど。(ラプンツェル1楽章のaccel.は本番もだめでしたから。申し訳ない・・・)
全体的にゆっくりな所でも音楽が滞ることなく、先に先に流れるようになったな・・・と吹きながらも思いましたが、録音を聞いてあらためて感じました。

二曲ともパートごとに細かい指示が色々出たと思います。お休みの方に確実に伝えましょう。
3部の合奏は3週間あいてしまうので、昨日の良い感じを忘れないようにしたいですね。

次回の合奏は1部の3曲とお待たせ!皆さん大好きな2部の音出しです。譜面のご用意、パートの振り分け等よろしくお願いします。

尚、わたくし来週はいつもお世話になっているAWOさんのサマーコンサートにトラで出てきますのでお休みさせて頂きます。練習日記、最近1部について書いた覚えがない・・・

ここ1ヶ月の1部の練習について知りたい方はMac!さんのブログをご覧下さい・・・