練習日記:2008年8月3日

この日の練習は、「渡る世間は鬼ばかり」から。
冒頭2分音符でハーモニーを吹いているパートは、ビートを感じて遅れないように。
「A」から8分音符で上下する旋律は、色々なパートが入れ替わりで吹いていますが、
つながってひとつの旋律に聴こえるように吹いてください。
「A」の3小節目のアクセントテヌートは、きちんとアクセントを付け、遅れないように。
「C」のクレッシェンドは、2小節目の終わりまできちんとクレッシェンドして下さい。
「D」の1小節前の1拍目に音のある全てのパートはスタッカートに変更し、その後のティンパニを引き立たせます。
「D」からの旋律はがっちり吹きますが、「E」からの旋律は逆にレガートに近いかたちで吹き、対比させます。
トロンボーン・ユーフォニウムは記譜では「D」がf、「E」がmfになっていますが、
「D」は他のパートも旋律を吹いているため、強弱を逆にします。
1番かっこの前の小節は後半をややデクレッシェンドにし、一度ここで曲がおさまるように吹きます。
コーダに入った小説の2拍目の裏のアクセントに注意してください。
リピート記号やコーダ記号に注意し、楽譜の進行順を早く覚えましょう。
終わりから4小節前の頭はそこからきちっと吹きなおし、遅れないようにしましょう。
終わりから2小節前の4分音符は、やわらかく吹きます。
最後の小節は前回も指示のあったとおり、デクレッシェンドだけに変更です。

次に「ガイーヌ」。
《序奏》
「4」から「5」にかけては、テンポの変化に注意してください。
「5」の前のクレッシェンドは文字で小さく書いてありますが大変重要なので、
<を大きく書いておいてください。
(レンタル楽譜なので、書き込みは鉛筆またはシャープペンシルでお願いします。)
「7」から「8」にかけては、フレーズにあわせ4小節ごとに吹きなおします。
この曲に限ったことではありませんが、伴奏を吹く方はメロディを思い浮かべながら吹くように心がけてください。
次の楽章には間を開けずすぐ入ります。
《ヌーネの踊り》
冒頭部分のメロディは、フレーズの最後の音はスタッカートで演奏します。
また、小節の最初の音を大事にして下さい。
「5」から刻みを吹いている方は、鳴らしてください。
「10」から急にpになるので、sub pのようになります。
最後の2小節にそれぞれ4分音符がある方は、fを長め、pを短めに吹くと雰囲気が出ます。
《バラの乙女の踊り》
最初の4小節のクレッシェンドは強調して吹きます。
「1」からfになっていますが、強いのは頭の音だけで、2拍目からは少し落とします。
「3」からメロディーのパートは、膨らましてへこませる、を繰り返してください。
「3」から下降形のオブリガートは、頭を強くし、上から落ちてくるように演奏します。
「5」の2小節前1拍目と「5」の直前の4分音符は、ベタ吹きにならないように。
「7」からの4分音符は伸ばさないようにします。
《剣の舞》
冒頭部分は強烈に演奏します。「3」から2小節間も同様です。
「7」の2小節前は強く吹きますが、1小節前は少し控えめにします。
「7」の3小節目からの旋律は強く演奏しますが、音が広がらないようにまとめます。
「10」の前2小節間は、アクセントの音を強烈に。
「12」のfから「13」のpに向けてデクレッシェンドですが、「13」から入ってくる方はmfで結構です。
《レスギンカ》
冒頭から強く出ます。頭打ちの4分音符と後打ちの4分音符は、長さを揃えて下さい。
「9」からは低音の方は強く吹いて下さい。
「12」から2分音符と8分音符がタイでつながっているのを吹いている方は、8分音符を感じてから音を切って下さい。
最後から3・2小節目の伸ばしの音は、パーカッションのリズムを聴いて最後の4分音符に入って下さい。
テンポは最後まで変わらず、シンプルに終わります。

最後に「ドラゴンファイト」。
だんだん集中力が切れて、他のパートの注意点を書き写していません。
トランペットは8小節目に向けてfffまでクレッシェンドします。
33小節目から付点2分音符の方は、音の変わり目をはっきりわかるように吹いて下さい。
82小節目はクレッシェンドしますが、83小節目に入ったら落とします。
119小節目のフェルマータの後、120小節目にはすぐ入ります。
188小節目に付点2分音符の方は、3拍目の頭で切って切ります。
225小節目の頭の4分音符は、音を十分保ちます。
226小節目が4分音符+付点2分音符の方は、2つ目の音の方に重心をおいてください。
最後から3小節前のmolto ritはかなり遅くします。
したがってその小節最後の16分音符は、かなり長い音になりますので、指揮を見て合わせて下さい。

注意点の羅列のつまらない日記になってしまいましたが、
練習を欠席された方は同じ点を指摘されて練習時間を無駄にしないよう、
必ず楽譜に記入して次回以降の合奏に参加して下さい。
ここに書かれたこと以外にも指摘された点はあると思いますので、
パートで再度確認したほうが良いでしょう。
次週10日は個人練習、17日の合奏はホールニューワールドと1部・3部です。

今回の担当は藤田(Trb)でした。