練習日記:2008年5月18日

始めの基礎合奏で、新しい練習を取り入れました。
これまで2度の練習では「ド?レ?ド???」と、2分+2分+全音符+全休符を1サイクルとして演奏していましたが、この日は「ドレドレド・・・(・は休符)」と、4分音符5個+3拍休みで1サイクルに変わりました。最近はプロの方の大半がこの練習法を取り入れていて、相当念入りに仕上げるのだそうです。
変わり目で音が散らばらないよう、まっすぐな音で吹くよう心がけてください。

合奏では、ノアの箱舟を重点的に取り上げ、他2曲はほとんど通すだけの練習でした。
以下、ノアの箱舟の注意点を列挙します。

全体的に長い音符は抜かない。
2楽章、30小節目、Tpのカップミュート後の出だしハッキリ吹いて、更にクレッシェンドなので、1拍目、2拍目と頭をハッキリと。
Meno Mossoからは表拍、裏拍、それぞれ感じて演奏する。
AndanteからTp,Hrは2拍目、4拍目の頭を意識すると何を吹いているか分かりやすい。更に5小節目からTpは16分音符の刻みの後の8分音符の刻みは滑りがちなので注意。
小節の頭にある付点8分休符や、付点8分音符・付点4分音符の長さに注意。裏拍を意識して吹く。
3楽章に入る直前はrit.しません。
3楽章の頭の音は一瞬にして場面を変える音です。吐き捨てないように、中身にある音を意識しましょう。
97小節目のトロンボーンのグリッサンドは強烈に。
102小節目からメロディー以外で4分や8分で動いている人は暴れないで、シンプルに吹きましょう。
130小節目からのメロディーはTpのみなので重要です。
153小節目からのクレッシェンドを効かせてフォルテまで持っていく(特にトロンボーン)。
156小節目、Tp,Hrのメロディーはハッキリと。せっかく頑張っても音が繋がってしまっては、何を吹いているか分からなくなってしまう。
158小節目2拍目の裏から出るパートは、頭の音をはっきりと。164小節目も同様。
4楽章、189小節目からTpはその前の休みの小節からしっかりリズムを刻んでおく事。
197小節目からのTpは音を繋げずハッキリと。
225小節目、Tp,Tbは響きを十分に一音、一音丁寧に。木管は短くならないように。
226小節目で旋律のパートは、32音符の出だしをはっきりと。
228小節目のRitenutoは急激に遅くなります。

どうしても筆者のパートが指摘された点に偏ってしまっていますが、ご勘弁下さい。
今回の担当は野城さん(tp)+藤田(tb)でした。

先日、購入した2部の4曲の楽譜のうち3曲が届きました。前回の練習後に、楽譜係のHさんと他2名の方にお手伝いいただきコピーをとったのですが、4人がかりでやっても1時間半もかかりました。結構大変な作業なんですね。お手伝いいただいた方、ありがとうございました。
パート譜は次回の練習で配布されると思います。合奏はちょっと先になりますが、衣装を頭に浮かべながら(?)張り切って練習しましょう!