練習日記:2006年4月16日

たった今、NHKで放送されていた「ベルリンフィルピクニックコンサート2005」を見終わってこれを書き始めました。ベルリンフィル、良いな?。TVに向って涙ながらに拍手してました。
プログラムの最後のボレロ、アンコールのダフクロの全員の踊り(クラのソロがたまらなく格好良い!)、そしてお決まりのマーチ、ベルリンの風。このコンサートはベルリンフィルが夏に毎年行う野外コンサートで、多分観客は万単位いると思われます。演奏は勿論素晴らしいのですが、その万単位の数の観客みんなでのスタンディングオベーションやアンコールのマーチを楽しむ姿がまた感動的。私は毎年TVでの鑑賞なのですが、それでも会場の興奮が伝わって来て、今日の様に泣きながらの拍手になるわけです。

次元は全く違いますが、私も音楽をやる者のはしくれ。自分が演奏を楽しむと同時に、自分達の演奏で聞いてる人を楽しませたり感動させたりしたいものです。観客のそういう姿を見るのもまた自分の楽しみや喜びだったりするんですよね。
というように大変、志は高い私ですが、今日の練習はどうだったのでしょうか?

まずはいつもの基礎合奏。みなさん昨年の定期後取り組んで来た課題、覚えているでしょうか?
「ダイナミクスの差をつけること」と「楽器本来の良い響きのする音を出す事」と「バランス」でしたね。そして今日新たに「全員イーブンで。」と言われた場面がありました。
「バランストーン」と「イーブントーン」、今後曲をやっていく中でこの二つの違いが更に明確になっていくんでしょうね。
ダイナミクスについては特に金管はまだまだmf以上の音量が不足しています。今回の曲は鳴らすところはきちんと鳴らしていかないと、とてもつまらなくなってしまうものが多いです。大きな音を出すというより、楽器を鳴らしましょう。それも無理なく。要は「楽器本来の良い響きのする音を出す事」なのですが。それをふまえて基礎合奏を意味あるものにするには、ウォームアップの仕方から考えないといけないかもしれませんね。私自身充分にウォームアップ出来てるとはいえない状態で基礎合奏に参加しているので、反省しなければいけません。

1曲目は「アメリカ讃歌」。木管の皆様は相変わらず吹いててつまらない様ですが、金管は楽しいです。アンサンブルやってるみたいで。たまにはこういうのも許してね木管の皆様。
先週の細かい指示を確認しつつ小分けにしての練習でした。この曲にはユニゾンが多々出て来るのですが、まずは誰と一緒なんだって所を理解してちゃんと合わせましょう。

続いて「第4交響曲」の2楽章。金管はみんなでダブルタンギング練習するようですかね。他の曲でもダブル、トリプルでなきゃ駄目な箇所が多数あります。ゆっくりやってる時でもダブルやトリプルで練習しましょう。続いて3楽章。ちなみにこの楽章、うちのパートはmp以下の小節が両手で足りるほどしかありません。がんばらなきゃ?!見せ場はこの楽章の最後しかないんだから。

次はマチュピチュ。まずはみなさん、臨時記号落とさず吹きましょう。私もですが。
符数が多いから大変ですが、音符の細かさと同時に、臨時記号の多さについていけてないのでは?

そして最後に初見の「ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス」。Mac!さんの説明が英語に聞こえた人もいたよう・・・要するに、何を言われているか全くわからなかったらしい。やっぱり変拍子への拒絶反応からなのでしょうね。デモを聞く、譜面とにらめっこする、方法は問いませんので、まずは譜面に慣れましょう。ダンスやアルメニアンが出来た皆さんですから、慣れれば平気でしょう(?)

来週4月22日の土曜日は個人練の場所を渉外が押さえてくれています。日曜の合奏に備えて是非ご利用下さい。